仮想通貨の中で一番の知名度を誇る『ビットコイン』は、仮想通貨市場の流れをつくると言っても過言じゃないよ!
仮想通貨には興味があるけど、ビットコインに将来性はあるの?
仮想通貨を始めてみたい方、ビットコインを保有している方は、ビットコインの今後が気になるのではないでしょうか?
結論:ビットコインは将来性を期待できる仮想通貨です!
この記事では、投資歴7年以上の僕が、ビットコインの将来性がある理由を解説しながら今後の動向についても洞察します。
ビットコインの2023年に起きたニュースも紹介するね!
- ビットコインの動向がわかる!
- 【2023年版】ビットコインの最新ニュースがわかる!
- ビットコインに将来性がある理由がわかる!
- 今後、ビットコインが暴落する可能性がわかる!
- ビットコインの将来性を予想できる!
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ビットコインの動向
2010年のビットコインの価格は1BTCあたり約0.2円で、1万BTCで2枚のピザが購入できるほどの価値しかありませんでした。
しかし、2011年には米国タイムズ誌に特集されたことをきっかけに知名度が急拡大し、初めてのバブル期には約1,500円/1BTCまで価格は高騰します。
2009年に初めて価格が提示された際は約0.07円/1BTCだったので、約2年で2万倍も価値が上がったのです。
この頃から、ビットコインは投資利益率が高い金融商品として、世界中の投資家から注目されるようになったんだよ。
日本国内でビットコインの存在が知られるようになったのは、2017年のこと。
機関投資家の参入があり、2017年12月には一時、1BTCが200万円を突破するバブル全盛期となりました。
しかし、2018年にはFacebookが暗号資産の広告掲載を禁止し、それに続きGoogleやTwitterでも同様な発表が続いたことにより、ビットコインバブルが崩壊。
年初には約150万円/1BTCだったのが、12月には30万円台まで大幅に下落しました。
2019年は下落と上昇を繰り返し、2020年には上昇相場に突入。
コロナの影響を乗り越えて130万円台まで回復し、2021年には暗号資産市場が急激に成長します。
同年の11月には、770万円台にまで上がったんだ。この価格は過去最高額だよ!
しかし、2022年は再び仮想通貨の市場が低迷。
2023年に入ったあとは、リーマンショック以降最大の銀行破綻により金融不安が顕在化し、暗号資産市場は好調です。
2023年8月12日時点では、1BTCあたり425万8,192円だったよ!
このようにビットコインは、社会情勢などさまざまな要因で、暴落や高騰を繰り返しています。
【2023年度最新】ビットコインニュースまとめ
2023年上半期は世界的なインフレ・ドル高で、退避資産としてビットコインに注目が集まりました。
2023年1~4月に報道されたニュースを見てみよう!
ビットコイン2万ドルに回復(2023/1/14)
2023年1月14日、にビットコインは2万ドル/1BTC(約250万円)に回復します。
この価格は、FTX破綻以降では最高水準!
さらに翌月の2023年2月17日には、2万5,000ドル/1BTC(約313万円)に回復しました。
「2022年度末から続いていたビットコイン市場の低迷に歯止めがかかったのでは」と予想する専門家が多い印象です。
米・シリコンバレー銀行とシグネチャーバンクの破綻(2023/3)
2023年3月、アメリカのシリコンバレー銀行の破綻に伴い、シグネチャーバンクの事業停止が相次ぎました。
これにより、リーマンショック以来で最大規模の金融不安の状況に。
さらに、アメリカ以外でも経営不安に陥る銀行があったんだ…。
スイスにある金融大手であるクレディ・スイスは経営不安に陥り、スイスの投資銀行大手UBSによって買収されます。
この時期、世界的な利上げやインフレも重なってしまうため、資産への退避ムードがより強くなりました。
信頼を失った金融機関に反して、ビットコインは2万8,000ドル/1BTC(約350万円)を突破。(3月20日)
投資家たちが資産を守るために、ビットコインへと流れたのではないかと予測されています。
米ファースト・リパブリック銀行の株価暴落&翌月に破綻(2023/4)
2023年4月には、米国銀行のファースト・リパブリック銀行の株価が暴落。
金融機関への不安がますます大きくなるよね…。
翌月の2023年5月、ファースト・リパブリック銀行は破綻しました。
一方でビットコインは好調な流れを維持しており、2023年4月14日には400万円を突破しています。
ビットコインに将来性がある10の理由
ビットコインは、時価総額No.1で最も知名度のある仮想通貨です。
価格が上がると予想されているけど「ビットコインには、なぜ将来性があるのか?」と理由が気になるところ。
ここでは「ビットコインの未来が明るい」といえる理由を解説します。
①世界初の仮想通貨で圧倒的な存在感があるから
2008年10月、ネット上に「サトシ ナカモト」と名乗る人物が投稿した論文がきっかけで作られました。
分散管理型の暗号資産について書かれた論文発表の3ヶ月後、その論文を基にしたオープンソースのソフトウェアが公開されたのです。
これが「ビットコイン」だよ!
2010年2月にはビットコインの取引所が初めて開設され、取引がスタート。
その後、ビットコインの決済サービスも始まりました。
この時点でほかの仮想通貨はまだ普及しておらず、ビットコインがいかに圧倒的な存在であるかがわかります。
②時価総額がランキングトップだから
ビットコインに将来性がある理由のひとつが、すべての仮想通貨において時価総額がダントツ1位であること。
時価総額とは現在の通貨価格と発行枚数を合わせて算出されたもので、時価総額が高ければ高いほどよいとされています。
2023年7月時点で、ビットコインの時価総額は85兆円超!
ランキング2位であるイーサリアムの時価総額と比較すると、2倍以上の差があります。
時価総額の圧倒的な差から「安定している通貨」と判断され、今後も落ち着いた推移をするのではと予想されています。
③ビットコインの流通量に上限があるから
あらかじめ流通量が決められていると通貨の希少性が上がり、ビットコインを欲しい人が増えるほど価格は上昇するでしょう。
逆に流通量が制限されていない場合、増えすぎると希少性は少なくなり、通貨の価値は下がってしまいます。
ちなみに、現在流通しているビットコインは「約1,900万枚」だよ。
上限(2,100万枚)を超えた後は、ビットコインが新しく発掘されることなく流通量は増えません。
④不正やトラブルが起こりにくいから
ビットコインはこれまでの通貨とは異なり、非中央集権型の通貨です。
非中央集権型の通貨では、中心に銀行のような運営会社がいません。
世界中からユーザーが集まり運営をおこなう形式のため、意思決定をする参加者全員で決める公平性があります。
⑤いつでもどこでも決済・送金が可能だから
ビットコインは24時間365日いつでも・どこでもインターネット環境さえあれば、決済・送金・受取が可能です。
分散的管理のビットコインは開発されて以来、ダウンタイムなく稼働し続けています。
仮想通貨交換業者においても、時間に関係なく取引ができるのはビットコインの強みといえるでしょう。
僕がオススメする仮想通貨の取引所は「ビットフライヤー」と「コインチェック」だよ!
ビットフライヤーもコインチェックも、セキュリティ体制が強化された日本最大級の取引所。
「どちらを選べばいいか迷う…」という方は、以下の記事で2つの取引所を徹底比較していますので、ぜひ参考にしてみてください。
⑥強固なセキュリティ体制があるから
ビットコインでは、ブロックチェーンと呼ばれる技術で強固なセキュリティ体制を構築しています。
ブロックチェーンは、ビットコイン取引の土台となる技術です。
ビットコイン取引の記録をまとめた台帳のような役割を持っていて、インターネット上の取引履歴を鎖状に連結して管理。
管理者を置く中央集権型に比べて、ブロックチェーン上でのセキュリティは桁違いに強化されているんだよ!
ビットコインにおける不正行為のリスクを軽減できるため、仮想通貨の取引に安全性をもたらすといえるでしょう。
⑦スピーディーな取引を実現できるから
銀行を介する振込の場合、送金から着金までタイムラグが生じることがあるでしょう。
特に、海外への送金の場合は数日かかることも。
処理次第では、1ヶ月かかることだってあるんだ…。
⑧メタバース普及で経済圏の可能性が広がるから
人気のゲーム「フォートナイト」や「マインクラフト」もメタバースに作られているよね。
メタバースのプラットフォームには、ブロックチェーンを基盤につくられたものもあり、それらのメタバースを利用するには仮想通貨が必要です。
DisneyやNIKE、adidasなど世界的な企業もメタバースに続々と参入。
ネット上の新たな経済圏として利用されているメタバースが普及すれば、仮想通貨市場も賑わうでしょう。
⑨発行は2140年まで続くとされるから
「ビットコインには流通量の上限が設定されている」というお話をしましたが、今のところビットコインの発行は2140年まで続く予定。
2140年以降には、ビットコインは新規で発行されなくなるため「稀少性が上がる」と予想されています。
また、ビットコインでは4年に1度半減期が発生するたびに、新規で発行される枚数が半分に…。
つまり、年月が経つほど、ビットコインの発行枚数は少なくなるってことだよ。
現時点では2033年頃には99%のビットコインが発行されると予測されているので、今がビットコイン取引を始めるチャンスといえるでしょう。
⑩ビットコインの取引にはNFTの存在があるから
時価総額が第2位のイーサリアム上で発行されるNFTに比べて、永続性・希少性の面で優れているのが特徴です。
ビットコインNFTは業界で大きな注目を集めており、ビットコインの将来性が期待される理由になっています。
2023年3月には、NFT業界で有名なYuga Labs社がビットコインNFTコレクションの「TwelveFold」をリリースしました。
「TwelveFold」では、300点のアート作品が売られているよ。
ビットコインNFTの需要が高まれば、さらにビットコイン相場は上がるでしょう。
ビットコイン|今後暴落する可能性は?
ビットコインの価格は上昇・下落を繰り返しており、過去には暴落したこともあります。
ビットコインの価格が今後暴落するかは、これまでの事例を見れば予想できるでしょう。
ここでは、ビットコインが暴落する要因についてまとめます。
《要因1》仮想通貨への各国の規制
ビットコインを含む仮想通貨は、世界各国の規制が入ることで価格が暴落することも。
これまでに起こった事例をまとめてみましょう。
中国による仮想通貨の規制(2017年)
2017年、中国では仮想通貨の取り扱い規制が厳しくなり始めました。
この頃のビットコインシェア率は、中国が90%を占めていたといわれているよ。
上場したい企業が、資金として仮想通貨を得る手段の『ICO』を禁止。
規制の影響から、ビットコインの価格は大きく下落しています。
中国での仮想通貨関連の事業が禁止(2021年)
2021年9月、中国では仮想通貨関連の事業が全面的に禁止となりました。
その際、ビットコインの価格は一時9%下落しています。
韓国での仮想通貨に関する新規制(2021年)
2021年9月、韓国では仮想通貨に関する新規制が施行され、60以上の暗号資産取引所がサービス停止となったのです。
その結果、ビットコインは約520万円/1BTCであったのが、同月で約440万円まで下落しました。
短期間で80万円くらい下がることもあるんだね。
ロシア中央銀行による仮想通貨使用、マイニング禁止(2022年)
2022年に、ロシア中央銀行は仮想通貨の使用とマイニング(=採掘)を禁止しました。
ロシアは世界第3位のマイニング大国といわれていたのに…。
その結果、ビットコインの価格は1日で7%下落しています。
《要因2》国際情勢の変化
国際情勢が変化すると、ビットコインは暴落しやすいもの。
これまでも国際情勢の変化により、価格が下落しています。
過去の事例を見てみよう。
ロシア軍のウクライナ侵攻(2022年)
2022年2月24日、ロシアはウクライナに侵攻を開始し、現在でも戦争は続いています。
その結果、2022年3月30日時点で「約580万円/1BTC」だったビットコイン価格が、2022年6月には「約250万円台」まで大きく下落しました。
今後、第三次世界大戦に発展する可能性も示唆されており、ロシアvsウクライナ情勢によって、ビットコインが暴落する可能性を視野に入れましょう。
コロナショック(2022年)
2022年にコロナウイルス感染症による経済変化が原因で、ビットコインの価格は大きく下落しました。
コロナショックに関しては仮想通貨市場全体に影響を及ぼしており、仮想通貨は世界経済や国際情勢の影響を受けやすい市場といえます。
仮想通貨だけでなく、株価市場にも影響が出た時期だね。
《要因3》取引所へハッキングのリスク
仮想通貨の取引所がハッキング被害を受けると、ビットコインの価格が暴落する可能性も。
その結果、当時の価格で約470億円分のビットコインが流出してしまったんだ…。
みんなに知られている取引所から流出すると、ビットコインの信頼性も一緒に落ちてしまうよね…。
近年では度重なるハッキング被害の対策として、取引所でもさまざまなセキュリティ対策が講じられています。
しかし、今後も絶対にハッキングが起こらないとは言い切れないでしょう。
ハッキング被害にあうリスクを減らせないのかな?
最も手堅いリスク対策は、ハッキング被害にあわないよう、セキュリティを強化している仮想通貨の取引所を選ぶこと。
《要因4》著名人の発言による暴落
影響力の大きい著名人の発言によっても、ビットコインの価格は変動します。
実際に、2021年5月にテスラ社のCEOイーロン・マスク氏の発言によって、ビットコインの価格は下落しました。
イーロン・マスク氏が「テスラ社でのビットコイン決済を停止する」と発言。
その後、5月12日に約610万円/1BTCだったのが、10日後の5月22日には約400万円まで大きく下落したのです。
逆に、価格が急騰することだってあるよ!
同じくイーロン・マスク氏が率いるスペースXは2021年7月に「保有しているビットコインを売却する予定はない」と発言したところ、ビットコインの価格は上昇。
7月23日には約350万円/1BTCであったのが、5日後の7月28日には約480万円まで値上がりしています。
このように、仮想通貨の市場では、影響力のある著名人の発言によって価格の変動が起こりやすいのが特徴です。
《要因5》株式市場・為替市場の暴落
株式市場や為替市場が暴落すると、仮想通貨市場でも暴落が起こりやすい傾向に。
2022年にアメリカの連邦準備制度理事会が金利を大幅に引き上げ、金融引き締め策を実施しました。
その結果、株価の下落とともに、ビットコイン価格も下落。
金利が上がったら、企業はお金を借りにくくなるんじゃないの?
そうなんだ!活動に消極的になるから、売り上げも減るにつれて株価も下がる仕組みができちゃうんだよね。
金利が上がれば、投資家は安全性の高い「債権」で効率的な運用が可能になります。
そのため、リスク資産として知られるビットコインは売却されやすくなってしまうのです。
《要因6》大量売却
ビットコインに限らず、仮想通貨の大量売却が起こると価格が暴落します。
ビットコインは時価総額No.1。大量に売られると、市場にも大きな影響が出るよ。
さらに、仮想通貨の暴落は株式のようにストップできないため、底なし沼のように下落するリスクがあります。
ビットコインの将来的な見通し予想
ビットコインの将来的な見通しについては、海外の専門機関が複数予想しています。
その見通しをチェックすると、全体的にビットコイン市場は上昇トレンドと見ている専門家が多いです。
ここでは、ビットコインの将来的な見通し予想をまとめましょう。
予想①2026年末には5万ドル、2035年には8万8,000ドルに達する
AIを使って仮想通貨市場を分析・予想する米国の「CoinPriceForecast」によると、長期的なビットコイン価格は上昇傾向であると予測しています。
2023年8月12時点での1BTCあたりの価格は、2万9,403ドル。
2026年度末までに5万ドル、2035年には8万8,000ドルに到達する予測です。(2023年8月12日時点)
5万ドル以上の値上がりが期待できると、未来は明るいね!
予想②2025年末には10万ドルを超す
米国の価格予想サイト「Digitalcoin」では、2025年末には10万ドルを突破すると予測しています。
2032年には、56万ドルを超すとの予測も!
予想③24ヶ月以内に史上最高値更新する
仮想通貨の専門家も、ビットコインの今後の見通しについて予想しています。
英国大手仮想通貨ファンド「Coinshares」の最高戦略責任者であるメルテム・デミローズ氏も、2022年7月に米国メディアに対して下記のように発言。
「ビットコインは今後24ヶ月で史上最高値を更新するだろう」。
「今後も1万4,000ドルを下回ることは考えにくい」とも予想しているよ。
予想④長期的には15万ドルに上昇する
投資銀行大手のJPモルガンは「ビットコインの公正価格は長期的にみると、15万ドルに上がる」と推測。
上昇といわれているけど、課題もあるみたい。
また2022年2月には、機関投資家の参入を妨げているボラティリティ(価格変動の度合い)と、上昇・下降の波が大きいことが、ビットコインの課題であると指摘しています。
予想⑤2030年までに100万ドルに達する
「世界で最もビットコインを保有している」といわれる、米国のソフトウェア企業・マイクロストラテジー社は、以下のように述べました。
「ビットコインは現在かつてないほど、強気の市場環境にある」
また、2023年4月7日におこわれたイベントでの予測発言も。
「世界で何が起こったとしても、ビットコインは今後成功する」
「2023年までにビットコインの価格は100万ドルに達する」
世界で1番ビットコインを持っている企業の発言には、注目していたほうがよさそう!
予想⑥10万ドルに達するのは時間の問題である
ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリストであるマイク・マクグローン氏は「長期目線で見ると、ビットコイン価格が10万ドルへ達するのは、時間の問題である」と発言。
また「ビットコインと同様に、金相場も上昇する」と述べています。
その発言に加え「金よりもビットコインのほうがより利益を得られるので、ビットコインの投資をしたほうが得策だ」と予想しています。
【まとめ】ビットコインは将来有望!仮想通貨を今から始める人におすすめ!
この記事では、ビットコインの今後の動向についてまとめました。
ビットコインは時価総額No.1の仮想通貨であり、将来有望な理由がたくさんあります。
まだ仮想通貨を始めていない方であれば、王道のビットコインから始めてみるのがよいでしょう。
仮想通貨の売買をする際は、取引所の利用が必要です。
ビットコインを売買する取引所は、「ビットフライヤー」と「コインチェック」がおすすめだよ。
上記2つは、日本を代表する仮想通貨の取引所です。
- セキュリティ対策が万全
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仮想通貨の初心者でも、安全で無理なく投資を始められます。
「ビットフライヤー」「コインチェック」どちらもカンタンに口座開設できるので、この機会に投資デビューをしてみてはいかがでしょうか。
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