「楽天カードを作るなら、楽天銀行も作ったほうがいい」
「楽天銀行があるなら、楽天証券を組み合わせるとおトク」
このような声を聞いたことがありませんか?
楽天グループが提供するサービスを組み合わせて利用することで、さらにおトクになるメリットがあります。
「楽天銀行・楽天カード・楽天証券」を1つでも使っている人は、ほかの2つにも申し込むのがおすすめだよ!
そこで今回は、楽天ヘビーユーザーである僕が「楽天銀行×楽天カード×楽天証券」を同時に利用するメリットを徹底解説!
おトクに申し込む方法や3つのサービスを連携する方法まで細かく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 3つのサービスを申し込む際の最適な順序がわかる!
- 「楽天銀行×楽天カード×楽天証券」を組み合わせるメリット・デメリットがわかる!
- 「楽天銀行×楽天カード×楽天証券」のトクする利用方法がわかる!
- 「楽天銀行×楽天カード×楽天証券」おすすめの連携方法を知れる!
どれか1つ利用している人は、この記事を参考に3つすべてのサービスに申し込んでみてね!
楽天銀行・楽天カード・楽天証券は組み合わせるのがおトク
「楽天銀行・楽天カード・楽天証券の3つを一緒に使うとおトクになるのは本当?
本当だよ。楽天ポイントを貯められたり、預金の金利が上がったりするんだ!
同時に使うことで生活がより便利になる、楽天サービス。
楽天銀行・楽天カード・楽天証券を申し込む際は、最適な順序があります。
申し込みのタイミングによっては、以下のデメリットが生じることも。
- サービスの連携手続きに手間がかかる
- 利用できるまでに時間がかかる
そこで本章では、効率のよい申込手順を解説します。
同時申し込みができる組み合わせ
3つのサービスの中には、同時申し込みできる組み合わせがあります。
組み合わせは、以下のとおりです。
【組み合わせ】 | 【同時申し込みの可否】 |
楽天銀行と楽天証券 | ◯ |
楽天カードと楽天銀行 | ◯ |
楽天カードと楽天証券 | × |
「楽天カード」と「楽天証券」の組み合わせだけは同時申し込みができませんが、ほか2つの組み合わせはサービスの同時申し込みが可能です。
同時申し込みをするメリットは、住所や電話番号などの入力の手間が削減できる点。
タイミングによっては、同時に申し込むと特典がもらえるキャペーンを実施していることも!
楽天カードや楽天銀行はすでに使っていても「投資はまだ…」という方も多いのではないでしょうか?
楽天証券の口座開設数は、900万件を突破!
「楽天証券を使っている人のリアルな口コミを知りたい」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
申し込み順序は『楽天カード→楽天銀行・楽天証券』が正解
3つのサービスを申し込む順序の正解は…
『楽天カード発行』のあとに『楽天銀行・楽天証券』を申し込む!
なぜこの手順が正解かというと、楽天カードは発行から手元に届くまでに時間がかかるからです。
それぞれの申し込みから発行(開設)までにかかる時間は、以下のとおり。
【発行や開設までにかかる時間】 | |
楽天カード | 約1週間 |
楽天銀行 | 最短で翌営業日 |
楽天証券 | 最短で翌営業日 |
楽天カードの申し込みはWeb上で可能ですが、手元に届くまでに最短で約1週間かかります。
そのほかのサービスは、最短翌営業日には開設が完了するため、楽天カードが届いてから手続きを進めても問題ありません。
連携の手間を省きながら、最短でサービスを利用したいときは「楽天カード→楽天銀行・楽天証券」の順番で申し込むんだね!
以下の記事では、楽天カードのメリット・デメリットを徹底解説!
楽天カードの発行手順も紹介していますので、あわせて読んでみてくださいね▼
【楽天銀行×楽天カード×楽天証券】同時利用のデメリット
楽天銀行と楽天カード・楽天証券を同時に利用する場合、以下2つのデメリットが発生することも。
それぞれ詳しく説明します。
銀行口座の資金が知らない間に減るリスクがある
なぜなら、利用するサービスによって、口座の資金が知らない間に減るリスクが発生するため。
楽天証券には、利用条件を設定することで楽天銀行口座から楽天証券口座へ資金の振替を自動的におこなう「投資あんしんサービス」があります。
投資あんしんサービスのメリットは、信用保証金率が下がったりほかの決済で預り金に不足が発生したりした場合に、自動で資金を補充してくれる点。
自動振替機能は便利だけど、自分が気づかないうちに資金がなくなるリスクもあるんだ…。
- 投資と生活の口座を分ける
- 口座の残高をこまめに確認する
生活に必要なお金までなくさないように、工夫が大切だね!
投資予定の金額以上に取引してしまう可能性がある
3つのサービスを連携した状態で投資をおこなう場合、投資予定の金額以上に取引してしまう可能性があります。
注意すべき楽天銀行の機能の一つが「スイープ機能」です。
楽天銀行からの引落を、光熱費や家賃・教育費などと一緒にしているときは気を付けて!
たとえば銀行口座の残額が50万円なのに、全額を証券口座に自動入金されてしまっては、生活に必要なお金が残りません。
スイープ機能を利用する際は、証券・銀行口座の両方に資金を残す設定をしましょう。
スイープ機能を設定すると、預金金利が最大0.10%と優遇されるから、残額設定をしてうまく活用しよう!
【楽天銀行×楽天カード×楽天証券】同時利用のメリット
デメリットを踏まえたうえでも、楽天銀行と楽天カード・楽天証券の同時利用にはたくさんのメリットがあります。
ここでは、3つのメリットを紹介するね。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
マネーブリッジで普通預金の金利がアップする(楽天証券×楽天銀行)
マネーブリッジへの申し込みにより、利用できるサービスは下記のとおり。
・楽天銀行普通預金猶予金の優遇金利
・自動入出金(スイープ機能)
・らくらく入金/出金
・残高表示サービス
・投資あんしんサービス
参考元:楽天証券
上記のサービスの中でも、特にメリットに感じるのは「普通預金の優遇金利」じゃないかな?
マネーブリッジによって適用される優遇金利は、最大0.10%。
この優遇金利は最大年0.10%という数値は、大手銀行の100倍ともいわれています。
優遇金利は、預ける金額によって以下の違いが。
【優遇金利】 | |
300万円以下 | 年0.1%(税引後 年0.079%) |
300万円超え | 年0.04%(税引後 年0.031%) |
たとえば、500万円を楽天銀行に預金した状態でマネーブリッジを申し込むと、下記の利息を受け取ることが可能です。
マネーブリッジを利用していない場合の利息とも比較をしてみよう。
【マネーブリッジを利用した場合】 | 【マネーブリッジを利用していない場合】 | |
利息の計算方法 | 300万円×0.079%=2,370円 200万円×0.031%=620円 | 500万円×0.015%=750円 |
合計金額 | 2,990円 | 750円 |
マネーブリッジを利用する人としない人では、年間の利息が2,240円も違うんだね!
つまり、マネーブリッジに申し込めば、5年後には利息だけで1万4,950円もの金額を貯められます。
利息をできるだけ貯めたい人は、マネーブリッジを申し込みましょう。
取引ごとに楽天ポイントが貯まる(楽天カード×楽天証券)
楽天カードと楽天証券を連携すると、楽天ポイントが貯まるメリットがあります。
楽天証券で投資信託の積立をする場合、毎月100~5万円の範囲で楽天カードの決済が利用可能。
楽天カードクレジット決済のポイント還元率は、購入するファンドの年率によって異なります。
【カード種類】 | 【年率0.4%(税込)以上】 | 【年率0.4%(税込)未満】 |
楽天プレミアムカード | 1% | 1% |
楽天ゴールドカード | 0.75% | |
上記以外の楽天カード | 0.5% |
楽天カードでの決済は、100円に対して最大1ポイントが付与される仕組み。
楽天証券の取引額5万円を楽天カードで決済した場合、毎月500ポイントがもらえます。
ただし、つみたてNISAの場合は、毎月33,333円がクレジットカード決済の利用の上限である点に注意してください。
付与されたポイントは楽天証券の投資にも使えるから、手出しの資金も減らせるよ!
楽天市場のポイント還元率が上がる(楽天カード×楽天銀行)
楽天カードと楽天銀行を組み合わせると、楽天市場のポイント還元率が上がります。
なぜなら、楽天ではSPUプログラムが利用できるため。
各SPUプログラムにおける条件の詳細は、以下のとおり。
【付与される楽天ポイント】 | 【対象者・条件】 | |
楽天カード利用通常ポイント | 1倍 | 楽天カードを持っている全員 |
楽天カード利用特典ポイント | 1倍 | 楽天市場で対象カードでの決済 |
楽天銀行口座の引落ポイント1 | 0.5倍 | 楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落設定する |
楽天銀行口座の引落ポイント2 | 0.5倍 | 楽天銀行口座で楽天カードの利用代金の引落設定+楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る |
「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」などのタイミングで買い物をすると、さらにポイント還元率を上げられるよ。
『楽天銀行×楽天カード×楽天証券』おトクに利用する4つの方法
ここからは「楽天銀行・楽天カード・楽天証券」の3つを、おトクに利用する方法を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ひと月の投資額を5万円に設定する
ひと月の投資額を5万円に設定すると、楽天証券での投資がよりおトクに。
理由としては、先述で紹介したように、楽天証券では毎月5万円まで楽天カードの決済が利用できるから。
最大限活用するには「つみたてNISA」と「ほかの投資」を組み合わせましょう。
投資の組み合わせや投資金額を、下記の割合に設定します。
【投資方法】 | 【投資金額】 |
つみたてNISA | 3万3,000円 |
ほかの投資信託 | 1万7,000円 |
つみたてNISAを組み合わせる理由は、つみたNISAで得た利益には税金がかからないから。
楽天証券でつみたてNISAへ投資をおこない、その決済を楽天カードにした場合、最大330の楽天ポイントが付与されます。
楽天証券の口座から決済をするとポイント還元率が0になるため、注意しましょう。
楽天証券でつみたてNISAをするメリット・デメリットを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
楽天証券の取引はマネーブリッジを利用する
「銀行口座に預ける金利は少しでも多い方がいい!」
「楽天証券の入出金の手続きを楽にしたい」
このような人は、楽天銀行と楽天証券をつなぐ「マネーブリッジ」サービスを利用しよう!
下記の決済や投資をする人には、マネーブリッジの利用が特に向いています。
- 個人株の決済
- 外貨建ての海外株投資
- 米国株・外国債券の投資
海外の投資をする場合、通貨の建て替えが必要ですが、マネーブリッジを利用すれば自動入金が可能です。
積立指定日を指定したい場合はマネーブリッジを活用する
毎月、一定額を積み立てたい人は、積立指定日を指定するのがおすすめです。
積立をする日を指定したい場合は、1~28日の間で設定できるマネーブリッジを利用しましょう。
クレジットカードの積立日は、初回のクレジットカード決済日によって異なります。
【積立のタイミング】 | |
2021年6月19日以前に初めて楽天カードクレジット決済した人 | 毎月1日 |
2021年6月20日以降に初めて楽天カードクレジット決済した人 | 毎月8日 |
1日または8日以外に積立投資をしたいときは、マネーブリッジを利用すればいいんだね。
ハッピープログラムにエントリーする
ハッピープログラムには5種類の会員ステージがあり、ステージによって利用できる特典内容が異なります。
下表に、会員ステージの適用条件をまとめました。
【会員ステージ】 | 【適用条件】 |
スーパーVIP | 預金残高300万円以上、または取引30件以上 |
VIP | 預金残高100万円以上、または取引20件以上 |
プレミアム | 預金残高50万円以上、または取引10件以上 |
アドバンスト | 預金残高10万円以上、または取引5件以上 |
エントリー | 楽天銀行開設時の初期設定 |
適用条件は、以下の項目で決定されます。
- 前月26日~毎月25日の対象商品
- サービスの取引件数
- 毎月25日終了時点の預金残高
それぞれの特典内容は、以下のとおり。
【会員ステージ】 | 【ATM手数料】 (無料回数) | 【他行振込手数料】 | 【楽天ポイント獲得倍率】 | 【振込手数料の楽天ポイント払い】 |
スーパーVIP | 7回/月 | 3回/月 | 3倍 | 支払い可能 |
VIP | 5回/月 | 3回/月 | 3倍 | |
プレミアム | 2回/月 | 2回/月 | 2倍 | |
アドバンスト | 1回/月 | 1回/月 | 1倍 | |
エントリー | 適用なし | 適用なし | 1倍 |
ATMの手数料や他行振込手数料は、何度も重なると大きな出費になるよね。
ハッピーエントリーの利用で、節約になるだけでなくポイント獲得倍率も上がるため、大きなメリットといえるでしょう。
「楽天銀行・楽天カード・楽天証券」おすすめの連携方法
メリットがわかると、気になるのが「楽天銀行・楽天カード・楽天証券」の連携方法ではないでしょうか。
ここでは、3つを連携する際におすすめの方法を詳しく説明します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
楽天カードの引落先を楽天銀行に変更する
楽天カードが手元に届いたら、最初に楽天カードの引落先を楽天銀行に変更しましょう。
楽天銀行に変更するには「楽天e-NAVI」と呼ばれる楽天カード会員専用のオンラインサービスへログインが必要です。
ログイン後の手続きの流れは、以下のとおり。
1.楽天e-NAVIトップ画面にある「お客様情報の照会・変更」をクリック
2.「お客様情報」の中の「お支払い口座の照会・変更」をクリック
3.口座情報を楽天銀行の情報に更新する
楽天銀行との連携をしていない間は、ポイントアッププログラムSPUや普通預金の金利アップが適用されません。
楽天カードが届いたら、忘れないうちに引落口座を楽天銀行に設定しよう!
楽天銀行のハッピープログラムにエントリーする
楽天カードの引落先を楽天銀行に設定できたら、次は楽天銀行のハッピープログラムにエントリーしましょう。
ハッピープログラムのエントリー方法は、下記のとおりです。
1.ハッピープログラムのエントリーページを検索
2.「楽天銀行にログインしてエントリー」ボタンクリック
3.エントリー手続き完了
楽天銀行にログインする際はIDとパスワードが必要なため、あらかじめ確認しておきましょう。
ハッピープログラムのエントリーも数分で完了するよ!
楽天カードが届いたその日のうちに、手続きを済ませておきましょう。
楽天銀行と楽天証券の口座を連携する(マネーブリッジ)
最後に、楽天銀行と楽天証券の口座を連携します。
楽天銀行と楽天証券の口座を連携する方法は、以下のとおりです。
1.楽天証券の銀行連携ページを検索
2.ページ内の「マネーブリッジかんたん申し込み」をクリック
3.楽天証券にログインして口座を連携する
口座連携は、1分ほどで完了します。
連携を終わらせていたら、楽天証券の取引が楽になるんだね。
「まだ楽天証券口座を開設していない」「わかりやすい口座開設の方法はないの?」という方のために、以下の記事では楽天証券の口座開設を画像付きで解説!
この機会に、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
楽天銀行×楽天カード×楽天証券|おトクに組み合わせるにはキャンペーンを利用する
ここまで楽天銀行と楽天カード、楽天証券の組み合わせに関するおすすめの方法を紹介しました。
それぞれのサービスに申し込む場合、キャンペーンがないかを確認しましょう。
楽天グループでは、それぞれのサービス利用者を増やすため、定期的にキャンペーンを実施しているよ。
キャンペーンの例は、下記のとおりです。
【キャンペーン名】 | 【キャンペーン内容】 |
楽天銀行上場キャンペーン | 銀行口座開設+条件達成で現金3,000円プレゼント |
楽天カード申し込みキャンペーン | 楽天カード新規入会+利用で5,000ポイント分の楽天ポイントプレゼント |
タイミングによっては、サービスの同時申し込みで楽天ポイントを獲得できるキャンペーンが実施されることもあります。
申し込みを進める際は、実施中のキャンペーンを確認しましょう。
『楽天銀行×楽天カード×楽天証券』3つを組み合わせて、よりおトクに!
今回は、楽天銀行・楽天カード・楽天証券の3つを組み合わせるメリットを解説しました。
3つを上手に連携させれば、楽天市場のポイントアップや預金金利の優遇を受けられます。
- 楽天証券で投資をする人
- 楽天銀行で入手金がある人
- 楽天市場で買い物をする人
- 楽天カード決済を利用している人
どれかひとつでも当てはまっていたら、楽天サービスを連携させよう!
おすすめの申し込み順序は『楽天カード → 楽天銀行・楽天証券』です。
3つのサービスを同時利用するメリット・デメリットは、以下のとおり。
3つを組み合わせれば、1つだけの利用より楽天ポイントをたくさんもらえるね!
楽天カードが届いたら、今回紹介した連携設定をすぐにおこないましょう。
楽天サービスを活用して、投資や買い物・貯蓄をよりおトクに楽しんでくださいね。
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