超低金利の現代で資産形成をするために『投資信託』での投資を考える方も多いのではないでしょうか。
初心者だと、銘柄も証券会社も何を選んでいいかわからないんだ。
銘柄も種類がたくさんあると迷っちゃうよね!
投資信託は、日本国内だけでなく世界各国に分散投資できるため、以下のメリットを得られます。
- 個人では投資できないエリアへ投資ができる
- 分散することでリスクを軽減できる
メリットがある一方で、選ぶ銘柄によってはリスクや利益の大小もさまざま。
そこで今回は、投資歴7年以上の僕が初心者におすすめできる投資信託の銘柄8選を紹介します。
- 初心者向けの投資信託の銘柄がわかる!
- 分散投資の大切さがわかる!
- 銘柄選びのポイントがわかる!
今回紹介する銘柄は、すべて『楽天証券』で購入できるよ!
気になる銘柄があれば、楽天証券で探せばいいってことだね!
以下の記事では、楽天証券の評判・口コミを紹介しています▼
初心者におすすめしたい投資信託の銘柄8選
ここからは、初心者におすすめしたい投資信託の銘柄8選を紹介します。
各銘柄の特徴や手数料を紹介するよ!
①eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
銘柄 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) |
委託会社 | 三菱UFJ国際投信 |
基準価額(前日比) | 2万2,890円(+288円) |
純資産(億円) | 24425.81 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 0.09372% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、三菱UFJ国際投信が運用する銘柄です。
eMAXIS Slimは三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンドシリーズで、業界最低水準の運用コストが魅力。
安定したリターンを受けられる一方、リスクが少ないファンドといわれており、投資信託の中でも人気の高い銘柄です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が初心者におすすめな理由は、下記のとおりです。
- 信託報酬が安いから
- 米国の主要企業500社へ投資できるから
- 楽天証券の全銘柄人気ランキングでNo.1だから
S&P500は、楽天証券の人気ランキングでも1位を獲得しているんだね。
「投資信託を始める人は、とりあえずeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入しろ」といわれるほど人気の銘柄です。
②eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
銘柄 | eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) |
委託会社 | 三菱UFJ国際投信 |
基準価額(前日比) | 1万9,900円(+244円) |
純資産(億円) | 13196.49 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 0.1133% |
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、全世界の株式を購入できます。
対象は日本国内の株式はもちろん、新興国や発展途上国までさまざまです。
S&P500と異なり、アメリカの株価が下がったときのリスクも低いのが特徴です。
eMAXIS Slimシリーズは、運用コストをできるだけ抑えた運用に取り組んでいるから、コスト面での不安を取り除けるよ!
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)では、経済の変化に合わせて、投資の割合や組み入れ銘柄の種類をファンド内で自動的に入れ替えます。
世界中への分散投資でリスクを抑えたい人に人気の銘柄です。
③楽天全世界株式インデックスファンド
銘柄 | 楽天全世界株式インデックスファンド |
委託会社 | 楽天投信投資顧問 |
基準価額(前日比) | 1万9,271円(+244円) |
純資産(億円) | 3306.58 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 0.195% |
楽天全世界株式インデックスファンドは、楽天の投信顧問が運用する銘柄です。
楽天証券の買付ランキングでは、常に上位だよ!
投資先の割合は下記のとおり。
- 米国:59.52%
- 日本:5.96%
- 英国:3.95%
- カナダ:3.14%
- その他:27.43%
楽天・全世界株式インデックス・ファンドがおすすめな理由は、日本や先進国・新興国など、世界の約8,800もの銘柄に投資できるため。
2023年7月時点の利回りは年利+18.8%とされており、平均よりも高い数値を出しています。
インデックス型のファンドとして中長期の投資に向いているため、将来に向けてコツコツ投資したい人におすすめです。
④楽天全米株式インデックス・ファンド
銘柄 | 楽天全米株式インデックス・ファンド |
委託会社 | 楽天投信投資顧問 |
基準価額(前日比) | 2万3,442円(+283円) |
純資産(億円) | 10504.61 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 0.162% |
楽天全米株式インデックス・ファンドは、楽天の投信投資顧問が運用する銘柄です。
eMAXIS Slim 米国株式の投資先が500社であるのに対して、楽天全米株式インデックス・ファンドは米国株式市場の約4,000銘柄に投資できる点が魅力。
投資先は大企業だけでなく中小型の銘柄も網羅されており、幅広く分散投資をしたい人におすすめです。
楽天証券買付ランキング、第3位!(※2023年8月時点)
⑤eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
委託会社 | 三菱UFJ国際投信 |
基準価額(前日比) | 2万71円(+250円) |
純資産(億円) | 2930.57 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 0.1133% |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は三菱UFJ国際投信が運用する、日本以外の銘柄を購入できるファンドです。
投資先の割合は、下記のとおり。
- 米国:60.1%
- 先進国(除く日本):15.9%
- 英国:3.9%
- 新興国:3.8%
- その他:16.3%
米国の株価急落や経済が不安定になると打撃を受ける可能性があるため、注意が必要です。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)もリスクとリターンのバランスが整った投資ができるため、初心者向けの銘柄です。
⑥ひふみプラス
銘柄 | ひふみプラス |
委託会社 | レオス・キャピタルワークス |
基準価額(前日比) | 5万1,445円(+331円) |
純資産(億円) | 5209.32 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 1.078% |
ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスが運用するファンドです。
「日本を根っこから元気にする」というコンセプトを掲げ、日本の成長企業に投資をおこなう点が特徴。
「守りながらふやす」運用スタイルを採用しており、採用された銘柄の多くは、実際に訪問して経営者や現場環境を視察したあとに決められています。
日本の企業を応援したい人におすすめだね!
⑦eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
銘柄 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス |
委託会社 | 三菱UFJ国際投信 |
基準価額(前日比) | 1万3,692円(+131円) |
純資産(億円) | 1195.60 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 0.1859% |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは三菱UFJ国際投信が運営する、新興国への投資ができるファンドです。
投資先の割合は、下記のとおり。
- 中国:31.3%
- インド:15.3%
- 台湾:13.8%
- 韓国:10.7%
- ブラジル:5.8%
- サウジアラビア:4.8%
- 南アフリカ:3.5%
- メキシコ:2.2%
- インドネシア:2.2%
中国への投資が全体の3分の1を占めるため、中国市場の知識を持っておくとよいでしょう。
⑧キャピタル 世界株式ファンド
銘柄 | キャピタル 世界株式ファンド |
委託会社 | キャピタル・インターナショナル |
基準価額(前日比) | 2万4,584円(+293円) |
純資産(億円) | 4521.42 |
楽天証券での手数料 | なし |
管理費用(税込) | 1.701% |
キャピタル 世界株式ファンドはキャピタル・インターナショナルが運用する、全世界の株式に投資できるファンドです。
キャピタル 世界株式ファンドは、2007年10月に運用を開始したファンド。
2023年3月には純資産総額が3,600億円に到達し、成長率の高いファンドのひとつといえるでしょう。
人気の理由は、キャピタル世界株式ファンドが掲げる「キャピタル・システム」が、長期投資家に支持されているからと考えられています。
高いリターンが期待できるメリットがあるから、分散投資のひとつとして検討してみるといいかも!
投資信託は分散投資が基本
投資信託をする人が一番大切にすべき考え方は、分散投資です。
分散投資のメリットは、資産運用に伴うリスクを低減できる点です。
投資の世界では「リンゴを同じ箱に入れてはいけない」「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があるほど、分散投資が基本とされています。
今年利益があった投資先だとしても、来年も同じ程度の利益がでるとは限らないよ!
たとえば、国内と海外の投資先を保有したとしましょう。
この場合、国内の投資先での収益が下がったとしても、海外の投資先の利益が上昇すればバランスを保てます。
投資信託を始めるときは、分散を忘れないようにしよう!
投資信託の選ぶ際に確認する5つのポイント
投資信託を選ぶ際は、以下5つのポイントに注意しましょう。
それぞれ詳しく説明します。
《ポイント1》運用コストはどのくらいか
運用資金を決めて、許容範囲内での投資をおこないましょう。
実際に投資信託にかかるコストは、以下のとおりです。
- 販売手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
投資前から投資後にかけて発生するコストを把握したうえで、銘柄を選ぶのが大切だよ。
《ポイント2》投資地域はどこか
投資信託で主に選ばれる投資地域の選択肢は、以下のとおり。
・日本国内と海外
・アメリカや中国などの国ごと
・先進国と新興国のカテゴリごと
・ヨーロッパやオセアニアなどのエリアごと
ほかにも、円や米ドル、ユーロや英ポンドなど、投資通貨で分ける方法もあります。
個人が株や不動産を購入するのと比較して、投資信託では投資先の自由度が高まる点がメリット。
新興国や特定の国など、自分と関わりのあるエリアの投資を含めてみるのもおすすめです。
分散する地域を増やすことで、その地域への興味が湧くかもしれないね。
《ポイント3》運用スタイルはどうするか
運用スタイルは、どの程度の収益を目指すかによって以下の2種類に分かれます。
インデックス運用 | 運用目標として決めた値動きを基準にし、それと同じ動きを目指す運用方法 |
アクティブ運用 | 市場の平均利回り以上の運用成績を目指す運用方法 |
インデックス運用とアクティブ運用、それぞれのメリット・デメリットは以下のとおり。
【メリット】 | 【デメリット】 | |
インデックス運用 | ・長期的な運用に向いている ・信託報酬といった運用コストが低い | ・元本割れのリスクがある ・短期間の運用には不向き |
アクティブ運用 | ・高いリターンを期待できる ・投資先の種類が豊富である | ・運用コストが高い ・ハイリスクハイリターン |
初心者は、コストの安い”インデックス運用”が安心だよ!
《ポイント4》投資対象は何か
「何に投資をするか」を決めることで、投資におけるリスクを減らせます。
投資信託で投資できる対象は、下記のとおりです。
・株式
・不動産
・債権 など
ここでは「株式」と「債権」の関係性を例にあげましょう。
景気がよいタイミングでは株式の価格が上がり、債権の価格が下がります。
つまり、株式と債権のどちらも運用すれば、景気によって利益が暴落するリスクを減らせるということ。
リスク対策としては、景気の変動を受けにくい業界の株式を保有する、預貯金を一定額保有するなどの対策も効果的です。
《ポイント5》ファンドの純資産額はいくらか
投資先を決めるときは、ファンドの純資産額も確認しよう。
ファンド純資産の面で特に注意すべきなのは、繰上償還です。
利益を得るために長期運用しようと思ったら、繰上償還によって損失が出るリスクも。
繰上償還を避けるには、下記の基準でファンドを選びましょう。
- 純資産総額が100億円以上の投資信託を選ぶ
- 繰上償還の条件に余裕のある投資信託を選ぶ
ほかにも、年間収益率や分配金などのバランスを見るのも大切だよ。
ファンド情報を収集して比較しつつ、慎重に選びましょう。
投資信託をするなら楽天証券がおすすめ
投資信託を始めようと検討している人は、楽天証券がおすすめです。
なぜなら楽天証券で取引をすると、楽天ポイントで投資ができるだけでなく、楽天銀行や楽天カードを利用することで楽天ポイントが貯まるといったメリットがあるため。
楽天市場での買い物で適用されるポイント還元率も上がれば、普段の生活にもプラスになるよね。
ほかにも、楽天証券の利用で得られるメリットは以下のとおりです。
- コストを抑えて投資を始められる
- 投資信託で一定の残高を達成するごとに、楽天ポイントがもらえる
- マネーブリッジに申し込めば、振り込み作業が楽になる
- 投資に関する各種セミナーや情報発信が充実している
投資が楽になるうえに、楽天ポイントも貯められるのはおトクだね!
楽天証券で投資を始めるなら「楽天銀行と楽天カード」を一緒に使わないともったいないです。
3つのサービスを併用すると、楽天ポイントの還元率がアップするだけでなく、預金金利の優遇を受けられます。
以下の記事では『楽天銀行×楽天カード×楽天証券』を組み合わせるメリットを徹底解説しているので、あわせて読んでみてくださいね。
自分に合った銘柄を選んで投資信託にチャレンジしよう!
今回は、投資信託におすすめの銘柄を8選にして紹介しました。
銘柄によって特徴が異なるため、初心者向けであるかの確認も大切です。
今回紹介した投資信託の銘柄をおさらいしよう!
投資信託は分散投資が基本!
今回紹介した銘柄も一つだけに絞るのではなく、海外株式や国内株式・債権や不動産など、さまざまな投資先を用意しておきましょう。
また、初めての投資信託に挑戦するなら『楽天証券』がおすすめです。
今回紹介した銘柄は、ぜんぶ楽天証券で買えるよ!
楽天ポイントを使った運用ができる、ポイント還元率が上がるなど、投資以外のメリットも多いのが特徴だったね。
口座開設数が900万件を突破し、多くの人が投資デビューの場として利用する『楽天証券』。
手数料の安いファンドが多いため、運用コストを減らしたい人にもおすすめです。
まずは楽天証券で口座を開設して、気になる銘柄を比較してみてはいかがでしょうか。
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