自分の年収が、平均に比べて高いか低いか知ってる?
自分と同じ年代の年収事情が気になってはいるけど…なかなかわからないよね。
もしも日本の平均年収よりも低いと知ったら「収入を増やすためにはどうすべきか」と、頭を悩ませるかもしれません。
そこで本記事では、投資歴7年以上の僕が日本国内における各年代の平均年収をリサーチして、収入別の生活水準からお金の増やし方までを徹底解説します。
「今の年収に不満がある」
「もっと収入を増やしたい」
このような方は、ぜひ本記事を参考にしてみてね!
- 国内における平均年収や中央値がわかる!
- 男女や年代別の平均年収がわかる!
- 年収400万円の生活レベルがわかる!
- 年収を増やす方法がわかる!
- お金を増やす方法としてNISAがおすすめの理由がわかる!
日本の平均年収は443万円・中央値は350万円
国税庁による「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、1人当たりの平均年収は443万円という結果に。
- 正社員の平均年収 508万円
- 非正社員の平均年収 198万円
310万円も差があったら、平均年収443万円は正確な数値なの?
より現実的な平均年収を知るには、“中央値”を知ることが大切です。
“中央値”とは、数値データを小さい順に並べたときに、ちょうど真ん中になる値のこと。
自分の年収が高いか低いかの目安として、350万円がボーダーラインといえるでしょう。
男女別・年代別の平均年収を比較
ここまでは、日本の年収を中央値で紹介しました。
続いては、男女別・年代別の平均年収を見てみましょう。
男女別の平均年収
国税庁の調査結果による年収の男女比は、以下のとおり。
【性別】 | 【平均年収】 |
男性 | 545万円 |
女性 | 302万円 |
表だけを見ると、男性のほうが年収が高いんだね。
女性の労働人口が増えていることから、今後の女性の平均年収はもっと上がると予想できるでしょう。
年代別の平均年収
次に、10~70歳台の平均年収を見てみよう!
【年齢】 | 【平均年収】 |
19歳以下 | 133万円 |
20~24歳 | 269万円 |
25~29歳 | 371万円 |
30~34歳 | 413万円 |
35~39歳 | 449万円 |
40~44歳 | 480万円 |
45~49歳 | 504万円 |
50~54歳 | 520万円 |
55~59歳 | 529万円 |
60~64歳 | 423万円 |
65~69歳 | 338万円 |
70歳以上 | 300万円 |
“働き盛り”ともいわれる50代までの平均年収は上昇傾向に。
働き始めから50代にかけて給与が上がる職種もあるから、平均年収が年代ごとに上がる理由がわかるね。
平均年収に最も近いのは、35~39歳のころだとわかります。
同年代の平均年収を超えてたらうれしいな!
年収400万円の生活レベルは?
年収400万円台の生活水準って、どんな暮らしなのかな?
年収400万円を手取りに換算すると300~320万円程度で、月にすると約25~26万円。
20代の独身一人暮らしであれば、少しゆとりをもった生活ができそうだね。
ただし、住まいの地域にもよりますが、夫婦や子どものいる世帯であれば余裕のある生活は難しいでしょう。
年収400万円の家賃は6.5~7.8万円、住宅ローンは2,000〜2,500万円が目安の一つです。
ゆとりのある生活を求めるなら、年収400万円台でも難しい可能性が高いです。
貯金を崩しながら生活をするリスクもあるため、不安が増していくでしょう。
不安を減らすために、次の章では年収を増やす方法を紹介します。
年収を増やす5つの方法
平均年収を額面だけで見ると、400万円台の生活は余裕があるようにも感じます。
だけど、2人以上の世帯になれば、手取り額で見ると潤いのある生活は難しいのが現実…。
そこで、年収を増やすための方法を5つ紹介します。
①資格を取る
仕事に関連した資格を得ることは、昇進・昇給にもつながる近道となります。
社内での評価や自身のスキルも上がるから、いいことづくし!
昇給制度や資格取得の支援制度など、積極的に昇給・昇格を目指すためのサポート制度を整える企業も増えつつあります。
この機会に、社内制度をチェックしてみましょう。
②副業をする
日中は正社員として働き、休日や夜の時間帯をアルバイトに充てる副業は、すぐに年収を増やせる方法です。
でもダブルワーク生活は、体力やメンタル面においてダメージを受けやすいから、強くおすすめはしないよ!
避けられない事情がある場合を除き、仕事とプライベートのオンオフの切り替えを大事にしましょう。
副業であるアルバイトをすることで、本業に影響が出てしまうのは、社会人としての評価が下がる恐れもあります。
スキマ時間に作業ができる在宅ワークや不用品処分を兼ねたフリマサイトでの売却など、気軽におこなえる副業がおすすめ。
ただし、会社によっては副業NGにしているところもあるので、就業規則を確認しておきましょう。
③転職をする
「今の年収に不満がある」「経験を活かしてスキルアップを図りたい」という方は、転職をするのもひとつの手。
年収アップのためだけでなく、環境を変えることで、新たな才能の発見や人間関係の構築ができるのも転職のメリットです。
- 給与形態
- 休日
- 会社の雰囲気
- 福利厚生 など
転職を考えるなら、事前に条件の確認をしっかりしよう!
④起業・独立やフリーランスになる
同じ業界でコツコツとスキルを磨いてきた方や、起業に対する熱い気持ちを持つ方は、独立やフリーランスを目指すのもよいでしょう。
会社員とは違い、よくも悪くもすべての判断は自分でおこなうため、働き方や経営の仕方も自由に。
ただし、起業をしたからといって収入が増える保証はなく、失敗するリスクもあります。
この方法で年収を増やすのであれば、最初は小さく進めていくことが大切だよ。
⑤投資をする
労働の直接的対価として得る賃金とは違い、不労所得に値する「投資」は、長期的にお金を増やせる最適な方法です。
具体的には「株式」「債権」「投資信託」などが挙げられるよ。
こうした「資産運用」は、初めて耳にすると難しいイメージを持つ人もいるでしょう。
しかし近年では、少額からスタートできる、初心者向けの投資も登場しています。
- NISA
- iDeCO など
「新NISAとiDeCoはどっちがおすすめ?」と気になる方は、以下の記事で2つを徹底比較していますので、あわせて読んでみてくださいね。
お金を増やすなら投資がおすすめ|初心者向けNISA制度の魅力
働かずともお金を増やす資産運用の考えとして、投資初心者にもおすすめなのが『NISA(少額投資非課税制度)』。
NISAは、投資で得た収益が非課税になる制度だよ。
NISAは“税制改正”がおこなわれ、2024年1月より新NISA制度となります。
- 投資枠の拡大
- 投資期間の無期限化
- 一般NISA・つみたてNISA併用可能 など
これまで限定的なものであった旧NISA制度に比べ、投資の可能性が広がる予定。
新NISA制度は従来と比べ不変的な制度となったため、今後の資産運用に欠かせないものになります。
以下の記事では、新NISA制度について詳しく解説していますので、制度が始まる前にサクッと学んでみてはいかがでしょうか。
年収は自分次第でもっと伸びる!
今回は、国内における平均年収や収入を増やす方法を紹介しました。
年齢や役職が上がるにつれ、ふと気になってしまう周囲の平均年収。
日本国内の平均年収は443万円といわれていますが、業種や年齢により大きな幅があるため、平均年収の概念にとらわれすぎる必要はありません。
しかし、今の年収のままでよいのかと不安に思う方は、お金を「増やす」ことに特化した投資を始めるのがおすすめ。
特に投資初心者であれば、2024年から始まる「新NISA制度」を活用しよう!
投資枠の拡大に加え、投資期間の無期限化など、利便性が大きく向上します。
NISAを始めるなら『楽天証券』がおすすめ!貯まった楽天ポイントを買い物だけじゃなく、投資にも回せちゃうんだ!
以下の記事では、楽天証券のメリット・デメリットを解説しています。
楽天証券でNISAを始めて、コツコツ資産を増やしていきましょう。
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