LEVECHY(レベチー) とは？投資をするメリット・デメリットやおすすめな人を解説！

2023年5月にリリースされたばかりの『レベチー（LEVECHY）』は、不動産クラウドファンディングの一つ。

そこで本記事では、投資歴7年以上の僕が、レベチーを利用するメリット・デメリット、おすすめな人について解説します。

また、登録手順を画像付きで解説しますので、参考にしながら進めてみてください。

LEVECHY(レベチー) とは？

まずは、レベチーの概要や仕組みについて解説します。

LEVECHY(レベチー) の概要

運営会社	ジャパン・プロパティーズ株式会社
設立	2012年1月11日
本社所在地	東京都港区六本木6-7-10簗場ビル3F
資本金	1億円
公式HP	LEVECHY(レベチー) の公式サイト

レベチーの運営会社は、ジャパン・プロパティーズ株式会社。

2023年5月にサービスを開始した不動産クラウドファンディングです。

名前のとおり「レベル違いな 『安全性』と『高配当』を目指す。」というコンセプトをもとにサービスを展開。

また、不動産特定共同事業法の3号・4号の許可を3年かけて取得したことで、信頼性の観点でもほかのサービスとの差別化を図っています。

不動産特定共同事業法は、1994年に投資家の利益を保護する目的で制定された法律のこと。
3・4号の取得により、出資金は運営会社ではなく『特別目的会社＝SPC』へと預けられ、隔離されます。

LEVECHY(レベチー) の仕組み

レベチーが募集した不動産への投資は、抽選によって決められます。

募集ファンド第1号の応募倍率は、2,787％。
7月31日で募集終了した第2号でも、627％と高い倍率です。

参考：レベチー公式サイト

投資家の出資金は、運営会社ではなく、特別目的会社（＝SPC）へと預けられる仕組み。

出資金は、SPCの信託口座で管理されます。

運営会社が倒産しても債権者は差し押さえができないため、投資家の出資金を守れるメリットが。

さらにレベチーは、ほかの不動産クラウドファンディングに比べて、高い利回りを実現できます。

参考：レベチー公式サイト

レベチーは金融機関でローンを組み、資金を増やすことで配当利回りを上げることが可能に。

配当は、出資金を運営・管理するSPCからおこなわれます。

LEVECHY(レベチー) で投資をする4つのメリット

レベチーを利用するメリットについて、以下の4つを解説します。

メリット① 高い利回りを期待できる

やはり、高い利回りを期待できることが、レベチーのメリットです。

不動産特定共同事業法の3号・4号の取得により「SPC」の倒産隔離スキームの仕組みを採用できたことで、高い利回りを実現しました。

ファンド1号での予定分配率は10％と、高利回りを実現しています。

メリット② リスク対策が手厚い

レベチーは、投資家の資産を守るために、3つのリスク対策をおこなっています。

運営会社と投資家の資産を切り離すことを「倒産隔離」といいます。

不動産の所得・出資金の運営は、運営会社とは別の『SPC』が担当。

また、投資家の投資資金を運営会社の口座ではなく、信託銀行の口座にする「信託保全」により、差し押さえの対象にならない対策をしています。

さらに、損失が出たときに事業者の投資分から優先してカバーすることで、投資家のリスク軽減につなげる企業努力も。

メリット③ 少額から投資できる

レベチーでは、1口1万円から投資をおこなえる案件があります。

一般的な不動産投資ではまとまった資金が必要となり、銀行から融資を受けて不動産を購入するケースがほとんど。

一方、少額から投資が始められるレベチーでは、融資を受ける必要もなく気軽に運用できます。

メリット④ 積極的に情報開示をしている

レベチーは、投資家が投資したファンドの進捗を年に1度開示します。

さらに、震災といった想定外の事象が起きた場合、迅速に必要な情報を開示して、投資家の不安解消に努めています。

このような、投資家が安心できるサービス展開がレベチーの強みといえるでしょう。

LEVECHY(レベチー) で投資をする3つのデメリット

レベチーを利用するデメリットについて、以下の3つを解説します。

デメリット① 元本保証がない

レベチーは投資サービスである以上、確実な元本保証はありません。

投資している不動産に不測の事態があれば、投資家の資産に損失が生じる可能性があることを覚えておきましょう。

デメリット② 運用実績が少ない

レベチーは2023年5月に運用をスタートし、2023年6月に第1号、7月に第2号のファンド募集をしたばかりなため、ほとんど運用実績がありません。

不動産クラウドファンディングを選択する際、過去の運用実績を重視する方にとってはデメリットに感じるでしょう。

運用実績は少ないですが、レベル違いの「高利回り」「安全性」をコンセプトにこれから伸びていくはず。

レベチーでは、申込をしたからといって全員が投資できるわけではありません。

ほかの投資家から注目が集まる前に、投資しておくのがおすすめです。

デメリット③ 入出金時に手数料が発生する

レベチーは、入金・出金時の手数料を投資家が負担しなければなりません。

レベチーの入金・出金時にかかる手数料は、以下のとおりです。

口座入金時	金融機関に準じた振込手数料
口座出金時	GMOあおぞらネット銀行：無料 その他金融機関の場合：145円

1回あたりの手数料は少ないですが、度重なると大きなコストとなります。

場合によっては、運用額より手数料が上回る「手数料負け」をしてしまう可能性も…。

LEVECHY(レベチー) の口コミ・評判

サービスの利用を検討する際に、口コミを参考にする方も多いのではないでしょうか。

ここでは、レベチーの口コミや評判を紹介します。

LEVECHY(レベチー) のよい口コミ・評判

「レベチーは、直近で10％の高利回りのファンドを募集していた」という口コミから、利回りが10％のファンドの数自体が少ないことが伺えます。

倍率は高い可能性がありますが、応募してみる価値はあるでしょう。

レベチーは、1口1万円から不動産投資を始められる案件があります。

一般的な不動産投資と比較して、まとまった資金を必要としないため「銀行に融資してもらう」といった手間もかかりません。

少額から不動産投資を始められるレベチーは、手間やリスクを軽減できるため、投資初心者にもおすすめのサービスです。

LEVECHY(レベチー) の悪い口コミ・評判

「レベチーの1号ファンドに応募したが、落選した。」という口コミがありました。

第1号の応募率は、2,787％です。

レベル違いの「高利回り」と「安全性」をコンセプトにしたサービスのため、注目度が高く、募集が殺到したのかもしれません。

倍率が高くても応募する価値はあるので、今後の募集時にぜひ挑戦してみましょう。

LEVECHY(レベチー) はこんな人におすすめ！

結論、レベチーは「安全性を重視したい」という人におすすめです。

なぜなら、レベチーは以下3つのリスク対策をおこなっているから。

さらに、投資先の情報を積極的に開示をして、投資家が安心して投資できる環境を整えています。

リスク対策や信頼性など、安全性を重視する方にレベチーでの投資が向いているといえるでしょう。

「ほかのクラウドファンディングと比較したい！」という方には、以下の記事もおすすめ。

13社のクラウドファンディングを比較しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

LEVECHY(レベチー) の登録から利用までの手順

ここでは、レベチーの登録から利用までの手順を解説します。

①会員仮登録

まず、LEVECHY(レベチー) 公式サイトにアクセスして「無料会員登録はこちら」をタップします。

仮会員登録の画面に切り替わるので、指定のフォームを入力していきましょう。

※以下に相当する方は、レベチーの利用ができないので要確認してください。

・マイナンバーを持っていない個人
・非居住者
・20歳未満

指定のフォームを入力を完了し、利用規約の確認。

「下記書類を確認の上、承諾する。」にチェックを入れて「会員仮登録を完了する」をタップします。

②会員本登録

仮会員の登録時に入力したメールアドレスに会員本登録用のメールが届くので、記載してあるURLにアクセスしましょう。

本登録用の画面に切り替わったら、指定のフォームに沿って入力します。

・氏名
・「日本国居住者」にチェック
・性別
・住所
・生年月日

※「日本国居住者」欄は「はい」にチェックを入れなければ登録できないので注意しましょう。

続いて、登録する金融機関の情報を入力します。

投資についての質問に回答します。

※「余剰資金の運営である」欄の「はい」にチェック、「元本が毀損した場合、生活に支障がでるか」欄の「いいえ」にチェックしなければ登録できません。

※「投資経験（年数）」欄は「1年未満」を選択すると登録できません。

最後に、青色の字で記載されている各同意書・承諾書をタップして確認したのち、チェックを入れます。

入力した内容に間違いがないことを確認し「内容に同意の上、スマホで本人確認書類提出へ進む」をタップしましょう。

画面が切り替わるので、本人確認書類の提出へ。

提出方法は「WEBカメラで撮影する」を選択します。

本人確認書類として、以下のうち1点を用意しましょう。

準備できた書類をタップしてください。　

ガイドに沿って、本人確認書類を撮影しましょう。

最後に、あなたの顔をガイドに沿って撮影します。

撮影が終了して、下の画像と同じ画面に切り替われば会員本登録完了です。

③投資申請・運用開始

会員登録完了後に、募集中のファンドを選び投資申請します。

入金案内といった詳細についてのメールが届くので、内容に沿って入金しましょう。

LEVECHY(レベチー)のよくある質問

最後にレベチーについて、よくある質問をまとめました。

Q. 出資金以外に費用はかかる？

A.出資金以外の費用については、以下のとおりです。

• 会員登録・投資申請：無料
• 運用手数料：投資申請画面に掲載の「契約締結前交付書面」にて確認
• 入出金時の振込手数料：投資者の負担

Q.確定申告は必要？

A.必要です。

不動産クラウドファンディングで得た利益は雑所得としてみなされるため、年間利益が20万円以上になると確定申告しなければなりません。

【まとめ】「高利回り」「安全性」がコンセプトのLEVECHY(レベチー)

本記事では、レベチーのメリット・デメリット、おすすめな人について解説しました。

最後に要点をまとめましょう。

レベチーを利用するメリットとしてポイントが高いのは「安全性」。

レベチーでは、投資家の投資リスク低減にむけて以下3つの対策をしています。

さらに、投資先の情報を積極的に開示し、投資家が安心して投資できる環境を整えるといった企業努力も。

レベチーで投資をするメリット・デメリットをまとめました。

レベチーは2023年5月に運用開始した新しいサービスのため、まだ実績がありません。

運用実績を重視する方にとっては、デメリットと感じるでしょう。

これを機に、レベル違いの「高利回り」と「安全性」をコンセプトにしたレベチーを、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。